「ツルの町」鶴田町まるごと堪能コース
青森県北津軽郡鶴田町で、町名の由来になったツル、町の歴史や自然、特産物や懐かしの味の食べ歩きを楽しむ全長13.8kmの往復コースです。 発着点は「鶴の舞橋」が架かる津軽富士見湖湖畔。平成6年に建造された全長300mの「日本一の木造三連太鼓橋」であるこの橋は、吉永小百合さんを起用したJR東日本の大人の休日倶楽部で紹介された人気の観光地です。 その脇にある2020年の春にオープンしたばかり観光施設「ここにもあるじゃ」を起点に、鶴の舞橋を渡った先には「丹頂鶴自然公園」があり、無料で丹頂鶴を見ることができます(開園時間:9:00〜16:00)。次に、JR陸奥鶴田駅方面に向かって東に走ります。 2kmほど進んだところに歴史文化継承館(旧水元小学校・写真5枚目)があります。平成16年に廃校となった水元小学校(明治9年創立)を活用した展示室で、昭和11年に築造されたヒバ造りの木造校舎は町文化財の指定を受けています。 コースの東側の岩木川を渡れば、至る所で鶴をモチーフにしたものを見かけるでしょう。岩木川の河川敷には大きな鶴の像が2体。陸奥鶴田駅の駅舎の屋根部分は鶴のような型をしています。この駅前では和菓子やアイスといったスイーツで小休憩をするのもいいでしょう。 小休憩を終えたら、復路はのどかな田舎道をしばらく走ります。 富士見湖の湖畔に戻る前には、前方に雄大な岩木山(津軽富士)を眺めながら走ることのできる真っ直ぐの道が1.5kmほど続くなど、富士見湖の湖畔も含めて景観の良さが特徴的なコースです。 発着点の「ここにもあるじゃ」に戻ってきたら、その後は鶴の舞橋を渡ったところにある「つがる富士見荘」の100%源泉掛流しの温泉で汗を流すのもオススメです。 【もっと走りたいランナーのオプション】 ① 道の駅つるた 鶴の里あるじゃ(写真10・11枚目) 「あるじゃ」とは津軽弁で「ここにある・見つけた」という意味。道の駅としてお土産はもちろん、食べ歩きにも最適。陸奥鶴田駅から2.7km南下した場所にあるので、時間に余裕のある場合やたくさん走りたいランナーにはオススメ。 ② 津軽富士見湖周回コース(約8km・写真9枚目) 「津軽富士見湖一周マラソン&ウォーキング大会」が行われる富士見湖は旅ランだけでなくジョギングにも最適。夕方は夕焼けが鮮やかでかつ、走りやすいフラットなコースも魅力的ですが、発着点に戻って小休憩した後に、湖畔をグルっと走るのもオススメです。