
北海道別海町の野付半島は、砂嘴(さし)というくちばし型の地形で、 日本の秘境100選に選出されています。特に、海水に浸食されたトドマツが立ち枯れたトドワラの一帯は「この世の果て」と呼ばれ、野付半島ネイチャーセンター先の木道は、哀愁を感じる道といえます。
現在も浸食が進んでいるこの場所は、いずれは海に沈んでしまう可能性もあるとされていますが、ここでは、エゾシカの群れ、キタキツネ、オジロワシ、タンチョウ(鶴)、ゴマフアザラシ、ウミネコの群れなど多くの野生動物を見かけることも。最果ての景色が見たい人にはオススメの場所です。