今朝は久々に（たぶん今年3回目位）早朝ラン

90°おじいさんとは、着々と接近を重ねあいさつを交わせる程度にまでなりました✌️


向井理の舞台“リムジン”
小田急線が地下化して以来の下北沢
本多劇場は変わらずなはずなのに迷った
この界隈で遊んでいたのはもう20年前…
そりゃ変わる

向井理の舞台は3作目
毎度ミーハー心で最初は観劇しているのだが
やはり舞台の特長である“生もの”の迫力は壮大で、向井理の見た目はどこかへ置かれて、向井理の演じる役に没頭していることに気づく

3作品とも別の演出家のものであるが、それぞれの演出家が向井理にやらせたいものが共通しているのがまた面白い

彼のポーカーフェイス（と思われがち）
とシュッとしすぎた雰囲気に、汚い（負の）感情を込めさせて崩させたらどうなるんだろう…

といったもの

1作目は、イケメンの若手産婦人科医　2016
2作目は、地域の青年団の代表 2019
3作目は、田舎の町工場の2代目社長 2023

どれも実は性格の悪い奴の役どころ

1、2作目は、そうはいっても向井理なので、キライになれなかった
そして今回。
相手役は水川あさみ

そんな言い方無くない？
ひどいね

と水川あさみの肩をポンポンしながらいいたくなるくらい、向井理の役が嫌いになった
向井理の顔フィルターを取っても、こんな性格の悪い奴いるんだな〜
と思えてしまうくらい、お見事なテンポと間だった

演出家のいう
“向井くんの黒い部分出したい”は概ね成功していたんじゃないかな

リーガルv  アキラとあきら
のようなキラキライケメンサラリーマンの役の方が好きだけども

さあす

雨のレースとかとにかく嫌すぎて
走る以外の対策を万全にして臨む

制限時間内の完走が目標
今年に入ってから、15km以上続けてランニングした日がない

おかげで怪我もないし、とても健康的に過ごせているのでこれでいいのだが

東京の道を走れるってだけで魅力的なので、普段仕事でチョロチョロしてる界隈と奥様のお宅を拝み

おとといの夜、90°おじいさんに会いにいき
こんばんは　3回目
完走できますように　と
勝手に願掛けして

みんな同じ条件とはいえ、雨の中の爆走凄まじい
このくらいの雨の中を日常的にハーフで練習で走ってる人は何%くらいだろうかなんて考えながら

無事完走できました


雨具しか勝たん

早朝ラン5.8km


Hattifnatt さんからお声かけいただき、本日午後は用事アリのため早朝ランならってことで


山手通りで会いましょう


待ち合わせの場所まで珍しくきちんとランニングで向かう

人もクルマも少ない休日の早朝の感じ
そしてランニングには快適な涼しさ
久しい朝ランに懐かしさを憶えつつ

山手通りで合流

そこからはいつものだらウォーキングとなる（あら？）


南天で肉そばを食べて高田馬場まで歩きカフェでラテとキャロットケーキをいただく

そして解散
朝早くサクっとランニングしておしゃべりしてバイバイ
実に健康的じゃないの
たまにはこんなのもいい


2部練はできたら
（90°おじいさん）

2部練　5kmBU走

森崎ウィン（JETJACKET）を爆音で聴きながら
なんと！
早速90°のおじいさんに遭遇🥰

 Blue Yell の如く私にしてはかなり思い切って
すれ違い様に

“こんばんは〜”ニコっ❤️ﾄﾞｷﾄﾞｷ
たぶんカオはみえてない

と声をかける

スタコラサッサ歩いてる90°のおじいさん

ん？オレか？と脚を止める

一瞬だけ目があったので、一礼😉して私もスタコラサッサ

この時4.8kmあたり
あとの200mはダッシュ出来ましたとさ

夜ランの楽しみが増えた

しばらくはあいさつダッシュで
1ヶ月くらい続けてみる

新しい遊歩道広くていい感じでした

林芙美子記念館まで　8km（大体往復）

地味でマニアックな文学館コラボスタンプラリーもあったので2個目をもらいに
（三鷹　中井　新宿　）

閑静な住宅街に竹林と庭に樹木に囲まれ
こだわりにこだわりに重ね、実際に暮らした邸宅が記念館になっている

林芙美子氏は新聞記者、ジャーナリスト、作家である

居を構える場所を賃貸で長年探していたが、中々満足いくものがみつからない

それなら自分で建てちゃえばいいじゃない☝️

思い切って新宿区の300坪の土地を購入する
思い切りすぎなんだが、こだわりはここから

建築に関する書籍を200冊以上読みふけ、知識を得ながら、京都の寺社や民家へ見学へ行ったり、深川の木場へ材木を見に行くなど、家づくりのための知識を蓄えていく

自身で設計図を書き、納得のいくまで、設計士と修正を重ねて2年ほどかけて設計図が完成する

数寄屋造りのオフィス兼住宅といった造りで随所にこだわりが溢れている
ご主人は画家でそのアトリエもある
プライベート空間と、来客の多い芙美子のための執筆部屋と客間、使用人部屋など、この家に携わる全員の居心地や使い勝手が良さそうだ

最期は47歳、愛着のありすぎるこの家で心臓麻痺で突然亡くなってしまうが、寝ても覚めても小説家として書きつづけた人生

日中戦争時は、内閣情報部のペン部隊として記事を書くため戦地へ赴き、戦況を伝える重要な役割を果たす
当時の女性観からすると体力、世渡りとも男並でないと務まらなそうだが、武漢作戦時、陥落後の漢口へ一番乗りを果たしたというワイルドな一面も

ランニングコースのひとつとして何度か近くを通っては気になっていた場所
行けて良かった

文学館系めぐりまだまだ続く
というか文豪さん達、東京に住みすぎ
在宅ワークなんだからどこでも良くない？🙄

ラン 6.1km

牧野冨太郎記念庭園まで

先週も来たけど、最終話前日だったからか、激混みで冨太郎コーヒーだけ飲んで帰った
そして本日再訪したものの…
前回より混んでる　
いつなら空いてるのか
また来よう

スエコ笹

この石碑の説明にもあるが、牧野冨太郎の植物学者としての成功は、妻、寿恵子さん無しでは絶対ありえなかった
13人の子供を出産（うち7人は夭折）、高額印刷機の導入、お茶屋でのパート、渋谷に目を付け小料理屋の経営

お金に散々苦労しながらも、各々物事の決断のタイミングはどれもベストで
良妻賢母　敏腕経営者　敏腕秘書　をやってのけた

冨太郎が晩年暮らしたこちらの大泉のお屋敷
お屋敷が完成して引越し後まもなくスエコさんは病に倒れて亡くなってしまう

標本でない植物で溢れた庭を見る事はできなかったかもしれないが
スエコさんが大泉の土地購入時に思い描いたであろう
たくさんの木や植物で溢れた庭は今日もそこにある




まんたろうよりスエコさんロスだわ
ギバっちゃんと水川あさみ歳の差ありすぎないか…
今回のも面白いといいな

日本近代文学館までラン　11.11km
秋季特別展“プロレタリア文学運動の光芒”
を観に

中野駅まではいつものランニングコースのひとつを
その先は中野通りをひたすら南下していく
最寄り駅は駒場東大前


プロレタリア文学といったら
小林多喜二くらいしか知らないのだが
“蟹工船”の生原稿や獄中での家族や友人への書簡、特高により虐殺された日の遺骸写真、内輪での報道記事…
当時なら、見つかれば消されていたと思うので、家族や関係者が隠し保存してきた貴重な資料の数々にお目にかかることができた

あまり積極的に読みたいジャンルではないけどね

歴史の流れの中でほんのわずかな時期だけど光芒な時代もあったということで

光芒（こうぼう）なんかキレイな単語だ

意味は
尾をひく光のすじ。光のほさき。ひかり。多く彗星にいう。一段と優れて目立っていること



ふと思い出した夜ランすると必ずお見かけする
90°のおじいさん
（腰が90°に曲がっているので勝手にあだ名）
ほぼ毎日その状態でウォーキングされているが
ペースがとても速い

遊歩道完成しちゃったので、コース変わってないといいな
いつかお声かけしたいけど、まずはあいさつかな

ラン　5.55km



「恥の多い生涯を送って来ました」

人間失格のこの始まりは、ニクい

夏目漱石　こゝろにある

「貴方がこの手紙を受け取る頃には私はもうこの世にいないでしょう」

くらい、何？何？何があった？と思わせ、読書欲をかきたてる

この最初の一文でひきつける手法と、
これから君へ内緒話をするよ、聞いてくれるかい？
という門戸を開いてくれる感じ
読書の楽しみ方のひとつ

太宰治の入り口は国語の教科書にあった
「走れメロス」から
こちらは太宰治にとって一番良い時代に書かれたもので、内容はエグみのない友情物語である

セリヌンティウスには実際モデルがいて、変わり者の太宰治と生涯親友と呼べるほどの信頼関係であった檀一雄である（火宅の人）

その檀一雄と熱海で豪遊していて、お金が払えなくなり、東京の師匠らにお金を借りにいくため、人質に檀一雄を置いていった
そして戻って来なかった…

というのが実際のエピソード

“きれいな誇張”をされている走れメロス
それもメロスが太宰治ってところもいいとこ取り


その昔太宰治が三鷹に住んでいたのは知っていたけど、その関連施設には一度も行った事がなかったので、三鷹まで

文学サロンに行ってまず驚いたのは、
壁一面の本棚が、すべて太宰治の関連書籍であったこと
彼の作品としては、短編ばかりなのでそんなに多くはない
太宰治と関わった人達が、それぞれの目線で“太宰治”を描いた伝記が多い
確かにリアルで彼を知っていたら、物書きとしては、ネタの宝庫のような人だったと思う

文学サロンは、太宰治マニアで運営されていて、桜桃忌の運営もされていることで本気の人たちだ。私はそこまでじゃない

別館でやってる展示も見て来てね〜と教えてもらいそちらにも足を運ぶ


さて太宰治
彼が世に知らしめたダメ男ぶりは、中々のものだが、嘘がないところだけは貫いていると思う

高校生までは、頭の良いエリート
ただ色々覚えはじめたあたりから成績が下がっていく
試験がないという理由で東大の仏語科を選んだら、太宰治入試の年はまさかの試験があり、適当にやったら受かってしまった
長身でイケメンの太宰治
女放蕩の道へ堕ちていくのに時間はかからない

青森で芸妓をしていた女性を妻に娶りたく、身請けするために奔走
多額の身請け金、大学も除籍となり、実家へ借金と分籍までしたのに、最後は妻の不貞で離婚

ここが太宰治の堕落への分岐点と思う

その後は自殺未遂を4回繰り返し、最期も家庭人でありながら愛人とお亡くなりになるわけで

やれやれ…なんだが

束の間良い父ちゃんをやってた時期もあったりして、良い写真もたくさんあった
心が平穏な時期にかかれた作品と
酒、薬中、女の最中に書かれた作品とここまで自分のこと、それも“恥”をさらけ出した作家はそうそういない気がする
美人が寄って来ちゃうのも罪

文壇の大物の作品を批判したり、されたり
正直で嘘がない
媚びたりしないから敵ばかりだけど
慕ってくれる人だけがそばにいる


そんな太宰治のてへぺろ写真がなんか好きです


おわり（長い）

cloud X   3足目　このひきつける白
レースのためのシューズを買おうとしてたのに結局コレに

9月まとめ
体幹筋トレ6ヶ月目

人生初パークランの巻
みんなはっやい
参加人数も多いのにビックリ
改めてボランティアさんにはあたまがさがります

ケツメイシのLive
自分がリクエストした曲もセットリストにはいっていて嬉し　よる⭐︎かぜ　お二人summer 
Live中にするビールの乾杯も健在🍻
とにかくあっつい日だったけど、タオル振りまくり、ジャンプしまくり4万歩　そして飲む
そりゃ弱る　
年齢には抗えぬ

インフルエンザに罹る
食欲低下
食べる量が一人前に減る
これでいいのかも

ランも筋トレも2週間休
この間に近所の大規模マンション（850邸）も完成して、遊歩道も開通していた
いつものランコースが更に充実したものに

いつもの定例会も楽しい時間でした
遊んでくれてありがとうございます

漱石山房から始まり、9月は他2箇所探訪
文学ウォークの良き季節になりました
長くなるので続く…