コース情報
コース説明
我が地元、伊豆半島の最南端、南伊豆町で開催されるウルトラマラソンのコースです。
僕は2020年の大会で66キロに参加しましたが、ほかに78キロ、100キロのコースがあります。
風光明媚な南伊豆の風景を余すことなく堪能できるコース。青野川、タライ岬、弓ヶ浜、石廊崎、ユウスゲ公園、愛逢岬、青野大師ダム、波勝崎、雲見などなど絶景が目白押し。
景色がいい=アップダウンがきつい、というのはウルトラマラソンの常道。
66キロのコースですら獲得標高は1500メートルくらい。100キロになると2500メートルに達します。何なら平地はほぼなくてほとんど坂で、その中に激坂がたくさん待ち構えています。上りもきつければ下りもきつい。下りで足がやられるというのがわかります。遠くの崖の上の山道に誰かいるなと思ったら、その20分後には自分がそこを走ってたりします。
「南伊豆に比べたらチャレンジ富士五湖ウルトラなんて坂はないようなもんだ!」と友人の鉄人が言ったとか言わなかったとか。
みちくさウルトラマラソンという緩そうな印象ですが、コースとしては日本でも屈指の難コースなんだとか。制限時間は100キロと78キロが14時間、66キロが12時間。100キロともなると完走率は70%を切ってきます。僕が参加した時は天気も良くて風もないこれ以上はないだろうというよい天候にもかかわらず70%以下でした。一番完走しやすいのは78キロで1キロ当たりの時間が一番長くとられていて、実際に完走率も78キロが一番高くて90%超えだったかと。エイドも充実しているので楽しむなら78キロが一番お勧めできそうです。
エイドが充実しているのも南伊豆みちくさウルトラの大きな特徴。各所で名物がふるまわれます。序盤の岩のりうどんと波勝崎のお刺身唐揚げは中でも大ヒット。ほかにも猪汁、アロエゼリー、鹿カレー、鹿バーベキューなどなど、どのエイドでも十分すぎるくらい出てきます。僕はほとんどのエイドで全部食べてきました。胃が強くないと間食できないんじゃないでしょうか。毎回お腹いっぱいなので、ゴール後に体重が増えているランナーもいるそうな。ゴール地点では何とイセエビの味噌汁が振舞われます。疲れた体に染み入るイセエビのダシに感激するランナーが多数見られます。
毎年土曜日開催なので前泊する人が多いようです。ゴール後に民宿などで海鮮に舌鼓を打てるのもいいところ。まあ、胃がやられてしまったり、エイドで食べてるのでお腹いっぱいで夜ご飯は食べられないというランナーも多いみたいですけどね。翌日日曜日は小鹿のようになった足で観光するもよし、回復した胃袋で海鮮を食べるもよし、いずれにしても楽しめると思います。
2021年は11月13日(土)に開催予定だそうです。
ラントリップのラン友さんとツアーを組んでいこうと思ってますのでご希望の方はこちらにコメントの上Oriharaまでご連絡ください!
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