冬の熊野古道 その2(中辺路を行く 小雲取越・大雲取越)
熊野本宮大社から熊野那智大社へ。 本宮大社からバスか脚で請川バス停脇の小雲取越入口へ。緩やかな山道を辿り急坂を登ると百閒グラの大パノラマが。石堂茶屋跡や桜茶屋跡で一服しながら緩やかな古道を満喫、赤木川を渡り小和瀬渡し場跡から小口の大雲取越入口を登る。ここから越前峠までは古道最難関の胴切坂。いくら石積みの坂を上っても峠が見えずかなり消耗しましたが、苔むした巨石群は圧巻でした。峠を越すと工事に伴う迂回路となり、迂回路出口、地蔵茶屋跡の自販機で飲料補給し一息ついたものの、県道から古道への入り口を見逃し色川辻まで県道を走るはめに。色川辻から古道に入りアップダウンを繰り返すと舟見茶屋跡から雄大な熊野灘が見渡せます。緩やかな石段を下ると青岸渡寺と今日のゴール「熊野那智大社」に到着。残念なことに本殿はH31年3月まで工事中でシートに覆われていましたが、那智の滝には心が洗われました。 胴切坂はもとより古道のほとんどが石坂です。風情は最高ですが、スピードが出ないので、時間には余裕を持ってください。