【日光千人同心街道ジャーニーラン 〜力走編〜】
4つ目のエイドでもカレーを振る舞ってくれた。スタッフは「すでに60人位リタイアしてるみたいで、ここに来たのはまだ30人位」と教えてくれて、「他の50人どこにいった〜」と陽気に叫び元気づけてくれた。そのためカレーがかなり余っているようで、おかわりを勧められたが断り席を立った。
お礼を言ってファミマに立ち寄り、手拭いを洗い、冷凍ペットボトルを買って出発する。
この先から車線幅が狭く歩道もないので、トレイル(獣道)区間に入り、その後の杉並木の間にはコンビニ、自販機が近くになく去年失敗したので、水分確保をした。
トレイル区間は木陰なので涼しく、ゆっくりだけど走ることが出来た。
時々前を走る男性同心が見えるが、中々追いつかず、CP23文峡宿を通過した。
トレイル区間が終わり杉並木に入る交差点で前を走っていた男性同心が地図を見ていた。
『お疲れ様です』と声をかけると、「本当にこの道でいいんですか?」と聞かれたので、『大丈夫です。ここからしばらくは環境保護のため車の乗り入れが禁止なんですよ』と言って先に行った。緩い上りで走れなかったが、永井真理子のone step closer を歌いながら進む。
🎵 one step closer 1歩ずつでも
one step closer 近づいていくの
one step closer 諦めない
たった1つの 夢を掴むまで•••🎵
今市宿の手前で宇都宮から来る119号に合流する。そこのファミマに行くとテンガロンハット男など数名が休憩していた。
冷凍ペットボトルを買って手のひらアイシングしながら、先を急ぎCP24今市宿を通過して仲間にLINEで連絡した。後9キロ。
再び杉並木に入るが、去年は全歩きだったが、今年は比較的走ることが出来た。
日光駅を越えると東照宮までの商店街に沢山の観光客が歩いていた。外国人も多く合間を縫って歩いて行くと、紫のTシャツが見えた。英福の大将とまー兄が迎えに来てくれた。『ここまできたら30時間切りたいね』と、人波をかき分けて進むと、反対側の歩道から完走した同心が手を振って応援してくれて、それに応えて手を上げた。
大谷川に架かる神橋を渡り、東照宮の境内への石階段を一歩ずつ上り、参道に入る。
大将は後ろから追い撮りをしてくれた。
右折すると、後は真っ直ぐ行くだけだ。
緩やかな上りだが、自然と走り出す。
去年は1人でフィニッシュして自撮りしていたので、応援がいてくれるのは本当にありがたいと思いながらゆっくり走る。
完走した同心とハイタッチして一歩ずつ進んで行くと、紫Tシャツのjunさんを左側に見つけ近づこうとすると、右側を指差したので見ると、【日光東照宮】の石碑の前で寅さんがカメラを構えていた。
『着いたぜ日光』と両手を上げた。
そして、『自分のフィニッシュあそこだから』と、日光東照宮表門に進むと「ハイ」と返事があり、さらに幾つかの階段を上り拝観料を払う所まで行って手摺りに両手をかけて、COROSの計測を止めた。30時間02分
そしてスマホで完走申請を送信して長い旅が終わった•••。
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寅さんこと、裏虎漢さんが撮影してくれた動画はこちら↓
https://youtu.be/6wFCHr3-5oY〜〜〜