まち全体がホテル!東京下町を楽しめる谷中エリアで気ままにRunning
下町の風情が色濃く残る東京・谷中エリア。 細く入り組んだ路地には古民家をリノベーションしたカフェや雑貨屋さん、オシャレな飲み屋さん、多くの寺社が立ち並び、散策が楽しいまち。 そんな谷中エリアに“まち全体をひとつのホテルに見立てる”というコンセプトのホテル「hanare」があります。 受付・朝食場所、宿泊がそれぞれ別の土地・建物になっていて、お風呂は近辺の銭湯をいくつか紹介してくれるので、自分の好みにあった場所に出かけます。(シャワーは宿泊棟にあり) そんなhanareに宿泊して、ぜひ朝ランでこの谷中エリアを回ってみるのはいかがでしょう? このあたりには本当に多くの寺社があることに驚きます。 どうやら江戸城の鬼門の方角にあたる地域らしく、かつ地形が高台だったために鬼門封じのお寺を建てるのに好都合だったということだそう。 観音寺の壁には「築地塀」という瓦と土を重ね合わせてできた変わった壁があります。これは国の登録有形文化財にも指定されていて、谷中エリアの中でも独特な雰囲気が味わえるスポットです。 寺社めぐりを楽しんだら、上野公園に向かいましょう。園内にはスターバックスもあるので、途中で一息つくのもいいかもしれません。 無数に道がありますので、自由に走ってみてください。 また、帰り道にはクネクネとした「へび道」と呼ばれる道を走ります。 ここは以前藍染川という小川が流れていて、その上が生活道路になった場所。まだこの下には藍染川が流れていて、先ほど走った上野公園の不忍池の方へ流れているそう。 宿泊先のhanareでは散策マップをもらうことができ、マップの中には「いい道」という表記があります。今回紹介したルート以外にも「いい道が」あるので、ぜひ開拓してみてはいかがでしょうか。