三浦海岸駅から海辺に出て、ひたすら海岸線を走り、ペリー記念館に寄って、京急久里浜駅/JR久里浜駅に向かう約10kmのコースです。
<コース詳細>
三浦海岸駅を出たら海の方へ。三浦海岸交差点を左折して120mのところに、自転車レンタルの「うみかぜサイクル」さんがあり、こちらの看板猫のうみちゃんが有名です。
https://www.instagram.com/umikaze_cycle_miura/
猫好きさんは、ここでかなりのロスタイムになると思うので、それを計算に入れて旅ランの予定を立てましょう(笑)。
「うみかぜサイクル」のすぐ先にセブンイレブンがあるので、ここで必要な食べ物や飲み物を買って、本格的に出発という感じでもよさそうです。このあとも、北下浦漁港(長沢交差点)までは、ミニストップ、ココス、セブンイレブンがあります。そこを過ぎると、コンビニがない区間に入ります(自販機とトイレは野比海岸にあります)。
真夏や真冬で少し休憩が必要な場合は、「長岡半太郎記念館・若山牧水資料館」に立ち寄るのをオススメします。エアコンの効いた部屋で、とても興味深い昔の写真や書などを見学でき、このエリアの観光マップなどももらえます。ソファに座って、海を見ながら休憩して、地図もらって0円! 横須賀市、ありがとう!
資料館を出たら、北下浦海岸遊歩道に降りましょう。ここで若山牧水の歌碑が見られます。このあたりは水仙でも有名なのだとか。野比海岸公園あたりは、最高の絶景ポイント。「本当にここは日本なのかしら?」という夢見心地な気分で走れます。
野比海岸の最後の方で、「PILOTA MOTO」というバイクの人に人気のカフェがありました。APERTO(OPEN)とイタリア語で書いてあったので、お店のご主人に理由を聞いたところ「ここは地中海なんです」とニッコリ。
さて、いよいよ旅ランも終盤です。素敵な海岸線に別れを告げ、トンネルを抜け、久里浜港へ。タイミングがいいと、ここで金谷フェリーが見られます。そして、ぜひ、ペリー公園にも寄っていきましょう。「ペリーが浦賀に来た」と学校で習いますが、ペリーさんは浦賀沖に現れたあと、結局、久里浜から上陸したんですって。
ここ数年、パンデミックの影響で、ある意味「鎖国状態」が続いていましたが、2022年5月25日に「外国人観光客受け入れ再開に向けて動きだした」というニュースがありました。このタイミングで、ペリー記念館に立ち寄って展示を見たので、「ああ、やっと開国だ…」と、ちょっと涙が出そうになりましたよ(笑)
ペリーさんにご挨拶したあとは、開国橋まで行って平作川沿いを走り、京急久里浜駅(またはJR久里浜駅)で旅ラン終了です。
ちなみに「横須賀・三浦100km63kmみちくさウルトラマラソン」は、久里浜港で折り返しです。参加するランナーの皆さまのご健闘を心からお祈りしています!