
南アルプスの中央構造線の内側に抱かれた標高約1000m、まさに山奥。人里離れた中にある人里を駆けるコースです。現在は長野県伊那市の一部ですが、平成の大合併以前は上伊那郡長谷村という村でした。
途中には仙丈ケ岳等、南アルプスの山々への登山口もあり、平地と坂が豊富なコースを作り出します。
晴れた日には空の青色とそれを挟み込むように広がる山の緑とのコントラストが鮮やかすぎる田舎道。
真夏の日中でも気温は低く、避暑&高原合宿地としては隠れた名スポット!?
コース上に度々現れる岩清水の横を通り過ぎる時には、なぜかホッとしてしまうような爽やかな清水風を感じることが出来、疲れたときでも息を吹き返します。
コースの目玉は「美輪湖」というダム湖。天竜川の上支流、三峰川(みぶがわ)の流れの中にあり、降雨後には上流の山肌の崩落が原因で白濁してしまいます。お天気次第でガラリと変わる風景。
信号は一切無く、街灯もほぼありません。交通量はほどほどにあり、また野生動物も多く出現するため、夜は大変危険です。
日中でも河原ではニホンザルの親子を発見できるかも?コース上のサルのフンには要注意(笑)