保田駅をスタートして、日本寺に入り、一般的な観光名所を訪問しながら、地獄のぞきへ。西口管理所から出たあと、本当の鋸山山頂に向かい、そこから金谷港に向かうコースです。このコースは、ランニングシューズではなく、トレランシューズをオススメします。
<コース詳細>
保田駅を出ると、日本寺登山口1.5km、鋸山山頂6.0kmという案内板があります。ところどころに案内板があるので迷うことはなさそうです。投稿したコースより1本海側の道を行くと、セブンイレブンに寄ることができます。
「日本寺表参道」という案内板を過ぎて、きれいな石段を上っていくと仁王門や観音堂があり、その先で拝観料を払います。ここで地図がもらえるので、何を見ながらどんなルートで「地獄のぞき」を目指すか検討します。大仏と百尺観音は必見です!
一般的な観光マップでは、「頂上展望台」と「地獄のぞき」のあたりが、鋸山の山頂のように扱われていますが、本当の山頂は、もっとはるか遠くにあります。本当の山頂に向かうには、西口管理事務所を出て「浜金谷駅・東京湾フェリー方面下山道」という方向に進む必要があるのですが、これを知らないと、山頂に向かう道が見つからず、かなりウロウロすることになります。
西口管理事務所を出ると、いきなり本格的な登山道になります。ここから先は、必ず登山用の紙の地図とYAMAPやヤマレコなどの登山アプリ、それとコンパス、ヘッドライトが必要です。
「分岐C」「分岐D」では「東京湾を望む展望台(鋸山山頂方面)を目指します。「分岐F」のところに「鋸山山頂 500m」という表示があり、「あっ、もうちょっとか」と思ったんですが、まんまと騙されました(笑)。もう、道が下るのなんのって。「山頂」っていう矢印が斜め下を向いていた時は心が折れました。下って、下って、下って、それからの登りです。
山頂に着いた時は完全に霧がかかっていて、何も見えなかったんですが、調べてみたところ、草に覆われつつも、多少の眺望はあるようです。山頂よりも眺めがいいのは「東京湾を望む展望台」ですね。案内図に富士山、久里浜港、観音崎なども出ていました。
下山は「車力道」という方を通りましたが、もう1本、海寄りの道もあるようです。途中、訓練中の自衛隊の皆さんに遭遇してびっくり! 山でいきなり迷彩服を着た人たち十数人に会ったら、ほんと、びっくりしますって!
山道が終わると、あとは金谷の町の中を抜けて、浜金谷港へ向かいます。フェリーのスケジュールについては、ざっくり言うと、週末や学校が休みの時期は1時間に1本、それ以外の時期は2時間に1本という感じです。早めに到着しても、レストランやお土産屋さんが充実していて退屈しないので、駆け込み乗船をするよりは、少し港でのんびりしてから乗船する気持ちでいてもいいかもしれません。
東京湾フェリーの公式サイトはこちら:
https://www.tokyowanferry.com/
さあ、乗船しますよ。続きは「浦賀水道またぎラン 後編」で!