山梨県南巨摩郡身延、武田信玄公の隠し湯と呼ばれる「下部温泉」から山岳道路を登って甲斐金山村「湯之奥集落」まで往復１０キロのトレラン。
下部温泉郷入口には、湯之奥金山博物館があり信玄隠し金山と呼ばれる湯之奥金山遺跡の資料展示や砂金採り体験等見学できます。
甲斐金山村「湯之奥集落」は、石畳の家並となっており今もなお昔の山村風景が残っています。代官名主の門西（もんざい）家の茅葺屋根の入母屋があり内部の見学ができます。最盛期には５７軒居た居住者も現在では７軒の民家となり山林業などで生計しているようです。村の頂上には、守り神の山神社がありさらにその奥にすすむと「願掛け地蔵」が鎮座しています。祠の中には、２体の親子の石仏と丸石が三体並んで祀られています。願い事の後に丸石が持ち上がるとその願いがかなうといわれているそうです。
下部温泉は古くから武将武田家の愛用の温泉として使われたそうで、源泉はぬる湯(３１℃）
で長く浸かると体に効果が現れてホカホカしてくるそうです。現在はしもべ奥の湯高温泉（５１℃）も湧出していて２つの源泉を楽しめるようになっているようです。

山梨県身延、信玄公隠し湯『下部温泉」～鉱山村湯之奥集落１０キロ