海外 (4.4km)
西洋の歴史を感じるフォートカニングパーク
シンガポールがその昔、1900年代初頭、イギリスの植民地だったころ、フォートカニングという名の要塞、軍の司令部がこの地に建てられました。 その後、シンガポールが日本によって統治されていた際にも日本軍の重要な施設として使われていました。 その名残としてフォート・ゲートと呼ばれる大きな門や、大砲も今でも残っています。丘の上の位置するこのフォート・カニング・パークは、そういった頃の歴史を感じられる西洋文化の残った公園です。 南にはクラークキーとシンガポール川があり、丘の上からはラッフルズプレイスのビジネスビルの一群が眺められます。 美しく整備されたこの公園には、週末ともなると東南アジア系の青年達がピクニックをしている姿が目立ちます。彼らのとっての憩いの場であります。 フォート・カニング・グリーンという広場はとても落ち着いており、ウェディング用の写真が撮影されるなど、非常に良い場所です。 その奥に見える白い建物は、イギリス軍兵士の兵舎として建てられた、フォート・カニング・センター(写真3枚目)です。この建物にはトイレのカフェもありますので、一休みするのもいいですね。