お気軽トレイルランニング(鐘ヶ嶽)
<どんなルートか?> 厚木の奥座敷、広沢寺温泉をベースとした周回ルートです。ハイキングコースとしてよく整備されているので危険箇所はありません。ほとんど走ることが出来ます。 往路は浅間(せんげん)神社の参道です。と言ってもふつうの山道なのですが、ぽつん・ぽつんと路傍に石標があります。これ「◯丁目」と書かれた丁石で、近在の富士講の方々が寄進しているようです。「文久四年」なので幕末ですね。同国鎌倉郡和泉村(→現在の泉区)、同国高座郡吉岡村(→現在の綾瀬市)、武州多摩郡八王子寺町など、読み取ることが出来ました。江戸市中ばかりでなく、こんな村々でも富士講が活発だったのですね。でも何で鐘ヶ嶽に??? やがて(いきなり)長~い石階段が出現します。おお、石ノミの痕が残っているぞ! ちょっと怖い階段を登りきると浅間神社。そして、裏手を30秒ほど行けば鐘ヶ嶽の山頂です。 下りも実に快適なトレイルです。が、あっという間に林道に降りてしまいます。あとは山里の風景を楽しみながらスタート地点に戻るだけです。 <時期・装備> 山ヒル被害の多いエリアなので適期は初冬~早春です。特別な装備は要りませんが、トレランシューズだと安心できましょう。 <メモ> 時間が遅いと大山方面に入山される方やボルダリングの方で駐車場が埋まってしまうかもしれません。帰路の相模川周辺の渋滞発生も考慮すると、サイクリングでの往復をおすすめします!