コース情報
コース説明
中国南部・福建省は台湾から海を挟んで西側にあり年中温暖な気候。半島である廈門(アモイ)島はリゾート地として開発が進んでおり中国国内では人気の観光地であるが、日本ではまだまだ知名度が低い。
陸上競技のトップシリーズ戦であるダイヤモンドリーグはこの廈門市の白鷺体育館(Egret Stadium)で2023年から開催されており、今後10年間廈門での開催が予定されている。そのようなこともあり、日本人選手を応援しに廈門にいく日本人が増えるかもしれない。
廈門島には2つの大きな国家海洋公園があり、南部の観音山のビーチエリアと、東部の五縁湾のベイエリアに分かれる。この五縁湾の湾岸沿いには遊歩道が整備されており、ランナーやサイクリスト、ウォーカーにとって憩いの場所となっている。
また、観光地ということで旅行で訪れる人にとっても、隣接している五縁湾湿地公園とともに人気のスポットのように感じた。ベイサイドコースは端から端まで片道約7.5kmとボリュームがある。
南部のビーチとは違ってこちらは砂浜一帯で潮干狩りを楽しむ家族連れが見られたが、卓球台が橋の下の日陰エリアに設けられているなど中国らしい風情もある。
東岸の先にはショッピングエリアがあり、中国のスポーツブランドの特歩(Xtep)のお店の跑步俱乐部(ランニングクラブ)の文字が目に入る。まるで横浜のような雰囲気でベイサイドでの練習会が盛んなようだ。
中国ではほとんど音が鳴らない「電動バイク」が普及しており、遊歩道でも徐行ほどのスピードで走行しているので、ランナーは注意が必要である。それを考えるとエリートランナーよりかはジョガー向けのランニングコースといえる。
日本は島国であるが故に、景観の良いシーサイドコースやベイサイドコースが多くあるが、この五縁湾のベイエリアも負けず劣らず素晴らしいコースであると感じた。
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