コース情報
コース説明
中国の中でも経済成長が著しく「お金持ち省」と呼ばれることある浙江省(せっこうしょう)。その省都は杭州市であり、広東省の大都市である広州市と同じ日本語読みであることから、杭州を「くいしゅう」や「くいこうしゅう」などと呼んでいる。
その杭州市にはジャック・マーでお馴染みのアリババグループの本社があり、アリババはアジアの小売業(EC含む)でトップの超巨大企業である。そのように浙江省は経済成長がめざましく、近隣の上海市や江蘇省とともに「長江デルタ」という中国の経済特区の1つを成している。
現代では高層ビル群に象徴される杭州では、2023年にスポーツのアジア競技大会が開催されるなど、大都市の趣がある。その一方では、2011年に「杭州西湖の文化的景観」として世界文化遺産に登録されたのが今回のコースである。
西湖は西側から南側が山間の景観ともあり、湖面と合わせて朝夕夜と彩りのある美しい風景を楽しむことができる。一般的な中国人だけではなく、松尾芭蕉でさえも奥の細道で「松島の美しさは、中国の洞庭湖、西湖と比べても劣らない」と詠んでいる。
この景観が世界文化遺産となっていることは、そこに行けばすぐにわかる。今回は朝と夜に訪れたが、湖岸に浮かぶ「一隻の小舟」はまさに松島や天橋立、宮島などといった私が目にしてきた景観に匹敵するような趣があった。
オススメは朝の朝日が見れる時間帯。夜は綺麗ではあるが、暗い場所もあるので気をつけて走行すべし。11月の杭州マラソンでは西湖の一部が、マラソンやハーフマラソンのコースの序盤であり、ファンランの部は西湖がフィニッシュ地点となっている。
画像やコースの情報・ステーションの情報はユーザーが走った当時の情報です。
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