京都府宮津市 (7.8km)
日本三景・丹後宮津の天橋立
日本三景である丹後宮津の天橋立は京都の観光地では穴場で、ゴールデンウイークなどの大型連休でも京都市のように激混みしていません。 海+京都を印象させるその景色は新鮮です。天橋立の入り口にある、船が来た時に回る橋=廻旋橋もおなじみの光景です。何年も変わらぬ日本三景の趣を感じる事が出来ます。夏には海水浴場と化しますので、それ以外の季節であれば人も多くなく快適に走れる事でしょう。 また、2017年4月末に京都府及び宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町の2市2町が国に申請していた『300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊』が日本遺産に認定され、この地域がさらに注目されるキッカケとなりました。 京都の北、丹後地方は古くから織物の里であり、江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」は着物の代表的な生地として日本の和装文化を支えてきました。この地は今も着物の生地の約6割を生産する国内最大の絹織物産地でです。 織物の営みが育んだ、住居と機場が一体となった機屋や商家、三角屋根の織物工場の町並みと、民謡宮津節で歌い継がれた天橋立などの象徴的な風景を巡れば、約300年に渡る織物の歴史や趣を感じることができます。 また、天橋立の隣町の与謝野町では、東京オリンピックをマラソンで目指す与謝野の星でGMOアスリーツの一色恭志選手の地元でもあります。青山学院大学時代は箱根3連覇&大学駅伝3冠のグランドスラムを達成しました。そんな彼も推薦する「丹後ちりめん」が生み出した丹後の町の風情は京都の北部ならではのものです。