東京都八王子市 (4.7km)
千と千尋ゆかりの由緒あるトレイル
都立長沼公園の中を走るトレイル。公園といっても森に覆われた山がそのまま残っているような場所。ただ、主なルートはトレイルとしてよく整備され、標識も整っています。駅からのアクセスも良好。 コースは、京王線長沼駅を出て六社宮にお参りしたあと、殿ヶ谷の道をのぼり、野猿峠口から平山口まで野猿の尾根道を通り、その後栃本尾根を下って再び六社宮にもどったあと、今度は霧降の道を登って再び野猿の尾根道の頂上園地に到達した後、中尾根を下っています。時間や体力と相談して、外周をぐるっとまわるだけでもよいし、霧降の道〜中尾根だけを行くのもよいでしょう。マップ上では道がわからないところもありますが、写真にあるような標識がポイント毎にありますので、それを見落とさなければ迷うことはありません。 コースの南側を東西に走る野猿の尾根道は、峠の茶屋である鎌田鳥山と京王電気軌道(現在の京王電鉄)が昭和の初期にプロモーションをしたという由緒あるハイキングコース。鎌田鳥山は現存していて(トップの写真)、千と千尋の舞台のモデルになったということでも知られています。この鎌田鳥山の東側には、トイレもある頂上園地が整備され、さらに東に行くと八王子の市街地が一望出来る展望園地があります。 この他にも、いくつかのトレイルがありますので、お好みで組み合わせて走ってみてください。なお、雨天の後はトレイルのコンディションが悪いと思いますので、注意してください。