コース情報
コース説明
■登り概況
鴛泊コースから。8合目まではさほどきつくない。8合目を越えると勾配がきつくなり、
また休める箇所も少ない。沓形コースと合流するあたりから、ガレていて歩きにくい。
とくに危険な箇所は無い。
■登り登山口まで
海抜ゼロからの登山を目的にしていたので宿から10分ほどで港に出る。この時期の4時はまだ暗い。半袖シャツで問題ない。
港を過ぎて標識に従い左に曲がり、緩やかな登りを登ってゆく。
島内の宿泊施設からの送迎バス何台かに抜かれる。旅館を出て1時間ほどで登山口に到着。
ここで、トイレを済ませる。この先は携帯トイレを使わなくてはならない。
■登り8合目まで
登山口から5分ほどで甘露泉水に到着。甘い湧き水である。ここで水を汲んで山頂でのコーヒー用に持っていくとよい。雨や雪が地下水となってここから湧き出るのに20年かかるらしい。
なだらかな登りを登っていく。眺望はないが楽に登っていくことができる。
5合目辺りまで登ると少し勾配がきつくなり時々ペースを緩めながら登る。
何箇所かの展望台とトイレブースを通過。
8合目辺りまで登ってくると場所によっては風が強く吹いて、そういうところで休憩していると寒くなる。なので、休憩もそこそこに歩き続ける。
■登り頂上まで
8合目を過ぎると勾配はかなり急になり、時々歩を休める必要がある。直登に近いルートなので休める区間が少ない。9合目に「ここからが正念場」の書いてあったが、自分は9合目までの方がキツかった。
9合目を過ぎて少し登ると沓形コースとの合流地点がある。この辺りからのガレ具合は凄い。足の置き位置を考えないと、足を踏み出しても元の場所まで戻ってしまいそうだ。ただ、登山道の両脇にロープが固定されているので、これを頼りにすると登りやすい。
山頂近くのガレているところには、周りよりも2、3m浸食しているところがある。登山者の影響もさることながら、降った雨の流れるときに、一緒に流されてしまうらしい。いつかは、この登山道は通れなくなるかもしれないと思った。
この浸食された箇所を抜けると山頂はもうすぐ。祠が見えてくる。
■山頂
祠がある。登って来た道と反対側に、南峰とローソク岩が見える。
今日は雲なく快晴で、礼文島、稚内、樺太が見渡せる。
360度の展望。まったく悪くない。
■下り概況
沓形コースから。ガレ場をトラバースするところは気をつけて渡ればそう危なくはない。
鴛泊コースよりも勾配がきつく感じた。
■下り沓形コース合流まで
ガレ場の下りは登りよりも神経を使う。気をつけないと、踏み出した足がそのままズルズル滑っていってしまう。足が滑らない箇所を探しながら、
登りと同じ位の時間をかけて、ゆっくり降りていく。ロープは周りに他の人が使ってないことを確認しながら補助的に使う。間もなく沓形コースとの分岐地点に到着。
■下山沓形コース登山口まで
沓形コースには難所が何箇所かある。
まずは親不知子不知。ネーミングが良くない。落石があるようなところをトラバースする。路面が濡れていると危険そうだが、
今日は乾いていて、気をつけながら渡れば大丈夫。
次に背負子投げ。かなり急な岩場を降りてゆく。大きな荷物があると少し辛いかもしれない。こちりも慎重に降りれば大丈夫。
沓形コースは、基本的に鴛泊コースよりも勾配がキツかった。太ももがジワジワと疲労していく。無理せずゆっくり降りる。
途中、登山道を修復作業している方とすれ違った。ここまで修復のための道具をあげて来てんだ、と思うと頭が上がらない。大事に登山道を使わないと。
標高が1000mを切ると勾配はゆるくなるが、木の根っこが飛び出ていたり、
ぬかるんだ滑りやすい土が大半で、走れる箇所はほとんどなかった。
登山口到着まで、登りと同じ位の時間がかかった。
沓形コースは人影はまばら。出会ったのは、登山道の修復作業員を除くと、3人だった。
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