
2018年年末に「宮古島のパーントゥ」がユネスコの無形文化遺産に登録された。これは、宮古島の島尻地区と上野地区で古くから毎年秋に行われてきた、仮面を被ったパーントゥによる悪霊祓い・無病息災のための伝統行事で、市民への泥塗りの際にンマリガーと呼ばれる泉の泥を使用する。
島尻港近くのンマリガーに行けば少しはその様子もイメージできるかもしれない。まずは、そこに行ってからこの地方に昔から継承されてきた伝統を知る。その後、島尻のマングローブ林に向かってみる。このマングローブ林は規模こそ大きくないものの、宮古島市の天然記念物に指定されており、昔から保護されてきた様子がうかがえる。
最後は天然の水族館である「宮古島海中公園」に向かう。ここは入場料1000円で天然の魚が観れるが、2011年にできたばかりの新しい宮古島の観光スポットである。シュノーケリングをしない人でも身近に天然の魚たちを見ることができるので、海派でない陸派の人にもオススメの場所である。