
日光と言えば徳川家康(東照大権現)のお廟「東照宮」が代表的です。その日光市内の自然の景勝地を巡る10キロの自然美探勝のランニングコースです。 日光市内にある葛飾区立林間学校より閑静な住宅街安良沢(あらさわ)町を抜け、裏見の滝へ。裏見の滝は華厳の滝、霧降の滝とならび日光三名瀑と呼ばれ、奥の細道行脚で松尾芭蕉が訪れ句を詠んでいます。日光市内を流れる大谷川(だいやがわ)が織りなす奇勝の自然美を魅せる「憾満ヶ淵(かんまんがふち)」を抜けると、数える度に数が違うといわれる「化け地蔵」と呼ばれる苔むした石仏群が並ぶ光景はミステリアスでゾクゾクとします。ゆるやかな登りを経て日光田母沢御用邸をながめながら林間学校まで周遊します。田母沢御用邸は明治、大正、昭和の三世代の天皇、皇太子が利用した静養地で部屋数が106室ある明治期最大の木造建築です。