自転車のヒルクライムコースで有名なつくば市の「不動峠」と石岡市にある「朝日峠」、表筑波フルーツラインとを結ぶ起伏のある周回コース。 1周約13.2km、獲得標高370mとサイクリストだけでなくランナーにとってもベースの脚づくりにはちょうど良い感じ。朝日峠展望公園、石岡市辻の交差点の東南側に車を駐車してスタートするのが基本で、ランナーは2周するとロングランには十分(写真3枚目)。 時計回りでも反時計回りでもどちらでも周回できる。トイレや自販機は朝日峠展望公園にのみある。コースの南側の表筑波スカイラインの尾根沿いでは眺めが良い場所はいくつかある。 不動峠から石岡方面に抜けていくつくば石岡線の小道(舗装路)では、時折蛇を見ることもでき、手付かずの自然が残っている感じで、上り坂、下り坂、景観、自然とバラエティのある全舗装路のコースである。 このあたりは1980年台からの「ローリング族」の影響でツーリングブームがあったようだが、二輪車による死亡事故が多発した影響で現在では自動二輪車の通行が禁止されている。 時折、朝日峠や不動峠にアタックするハイキング、ランニング、サイクリングの人たちを見る。 特に表筑波スカイライン付近では「頭文字D」の聖地巡礼ということで、スポーツカーをはじめとする「走り屋」たちが走行するのが日常的であることや、歩道がないことを考えるとランナーやサイクリストは十分に安全に気をつけながら走行する必要がある(特にコーナー)。