コース情報
コース説明
「日本の道百選」に選ばれている【暗越奈良街道】は大阪と奈良を結ぶ往時の幹線道路で現在も国道308号線として現役の道路です。
古来、様々な人と物がここを通りました。
天平時代の東大寺大仏開眼法要に招かれたインド僧が、次いで中国の鑑真和上がここを通って奈良の都に入った。
正倉院に残る宝物はローマやペルシアからシルクロードで中国へ運ばれ、さらに海を渡って日本にもたらされたのちにこの道を通って運ばれたものが多いです。
それにより『正倉院はシルクロードの東の終着駅』と呼ばれています。
江戸時代には最後の旅路で「菊の香に くらがり越ゆる 節句かな」の句を詠んだ松尾芭蕉もここを通って大阪へと歩きましたし、伊勢参りが爆発的に流行した際には一日に七万人もの庶民がこの道を通って伊勢に向かって歩いてたそうです。
大阪の玉造をスタートし、奈良県との境にある暗峠(455m)と生駒市の榁木峠(270m)のふたつの峠を越え平城宮跡や東大寺正倉院へと進むルートを楽しんでください。
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