江蘇省蘇州市の蘇州工業園区は近年の開発が盛んで、1周14km程度の金鶏湖周辺は20年前までほぼ何もなかったところから、写真のような場所に変貌したそう。
蘇州市は上海から高速鉄道で20-30分程度でいけるので、もし上海にいく機会があれば、東京から湘南の距離間で行ける。
2024年は陸上の最高レベルのリーグ戦のダイヤモンドリーグ上海大会が、ここ蘇州市で開催され、蘇州マラソンもまだ歴史が浅くこれからの発展に期待ができる。
この金鶏湖にもハーフマラソンの大会が開催される。その大会は朝に開催されるが、金鶏湖は遊歩道が充実しており、ナイトランや散歩をする人をよく見かける。
スタート地点は蘇州工業園区の象徴ともいえる東方之門(写真1,2枚目の青いビル)。これは凱旋門をイメージして作られた商業ビルであるが、蘇州マラソンや蘇州金鶏湖ハーフマラソンではこの東方之門の横も走る。
中国の高層ビル群と水面と夜景の組み合わせといえば、上海の外灘と、香港の星光大道が思い浮かぶが、金鶏湖はそれを浅く広く引き伸ばしした感じでカジュアルな感じがする。
上海と香港は人が多すぎるので、金鶏湖はちょうど良く、適度に散歩やジョギングをする人を見かけた。
時計回りに走っていくが、基本的に遊歩道は信号がなく明るく走りやすい。東側は工事区間があって迂回したが、それでもウォッチの地図機能を使うと迷わなかった。
湖面の東南側には李公堤という1.4kmにわたって小洒落たショッピングエリアがある。こちらは散歩には最適で、レストランやカフェ、雑貨店、ホテルなどが立ち並ぶ。
江蘇省はこの10年ほどの経済発展が目覚ましいが、色んな意味で中国の発展を感じるのに良いコースで、都会の喧騒から離れられる一面もありおすすめのコースである。