都電荒川線の三ノ輪橋駅から早稲田駅までの全駅を辿るコースです。レトロな写真を撮りながら、のんびり観光ランをしたいランナーさんにオススメです。
<コース詳細>
スタート地点の三ノ輪橋駅周辺は昭和の雰囲気が満載です。ボンカレーやオロナミンCなどのレトロな広告がたまりません。「三ノ輪橋おもいで館」というインフォメーションセンターで地図などをもらったら、ジョイフル三の輪商店街へ。
ジョイフル三の輪商店街
http://www.joyfulminowa.com/
1駅1駅が近いので、ちょこちょこと達成感が味わえるものの、鉄道マニアさんは、写真を撮り過ぎて、なかなか進めない危険性があるので、くれぐれもご注意ください(笑)。
町屋駅から町屋二丁目駅に行く途中に「宝来屋」という、たい焼き屋さんがありました。端っこまで、みっちり餡子が詰まっていて、とても美味しかったです♪
熊野前駅のところで、日暮里・舎人(にっぽりとねり)ライナーと都電荒川線が立体交差します。だから何ってことでもないんですが、好きな人はきっと好き…よね?
荒川遊園地前駅のところで北上すると「あらかわ遊園」に行けます。今回のコースには含めていませんが、寄り道スポットとして、どうぞ。
あらかわ遊園(大人800円 2023年1月4日現在)
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/yuuen/index.html
個人的に、なんだかツボだったのは、荒川車庫前の「都電おもいで広場」の案内看板でした。活字ではなく、温かみのある文字と絵って、何とも心が和みますね。実際に使われている荒川車庫の方は、鉄道マニアさん的に、なかなかワクワクしそうです。
さて、王子駅まで来たら、ぐるっと南東方向に戻るような形で飛鳥山へ。公園の中ほどに蒸気機関車が置いてあります。その近くには、紙の博物館、北区飛鳥山博物館、渋沢資料館もあります。全線ランではなく、ここをゴールにして、じっくりと博物館巡りをするのもアリですね。
滝野川一丁目駅を過ぎると、線路に沿って走れない部分が多くなってくるので、Googleマップで次の駅へのルートを検索しながら進みました。庚申塚駅から、旧中山道に沿って650メートル南東に向かうと、あの有名な「とげぬき地蔵尊 高岩寺」と「巣鴨地蔵通り商店街」があります。今回は全駅ランがテーマなので、行きませんでしたが、今度あらためて…。
とげぬき地蔵尊 高岩寺
https://sugamo.or.jp/prayer/koganji/
それにしても、大塚駅周辺は、それまでのレトロな雰囲気と比べると、びっくりするほど近代的だったなぁ…。急に未来に来ちゃったような気分でした(笑)。
雑司ヶ谷駅を過ぎたところで、線路を見下ろせるスポットがあるのですが、ここから、いい雰囲気の写真が撮れます。ちなみに、雑司ヶ谷駅から300メートルほどの場所に鬼子母神堂があります。
さて、そのちょっと先、学習院下駅を過ぎて、高戸橋を渡って左折したところ、遮断機がないのに都電が通る場所があって、なかなかドキドキワクワクしましたよ。
あとは、早稲田駅までまっしぐら。この日は遅くなっちゃったので寄りませんでしたが、面影橋駅と早稲田駅の間の甘泉園公園も、なかなか良さそうです。ゴール後に、この公園で寛ぐなんていうのも素敵ですね。
今回は全駅ランを終えたあと、三ノ輪橋駅までのんびりと全線乗車をして戻りました。夕暮れの三ノ輪橋駅周辺は、お昼とはまた違った雰囲気で、レトロ感が一層増した感じがしました。