HOKA軽井沢店からの坂練とご褒美トレイル
2022年3月25日にオープンしたHOKA軽井沢店でトレランシューズを買い、店内のロッカーに荷物を預けて、ロードとトレイルを走りに行った時のコースです。離山(はなれやま)の北側のロードを走り、野鳥の森を抜け、トンボの湯、ハルニレテラスを経て、中軽井沢駅まで10.8km。しなの鉄道を利用せずに、スタート地点まですべて走る場合は、15~16kmほどの距離になります。 <コース詳細> 軽井沢プリンスショッピングプラザのEASTエリアを出たら、駅と反対方向(東)に進み、地下道を通って、線路の北側に出ます。矢ヶ崎公園からは離山に半分隠れた浅間山が見えます。駅前の通りを北上して軽井沢ニューアートミュージアム方面に向かうこともできますが、食べ物や飲み物の調達が必要な場合は、そのまま西に向かうと、ファミリーマートとローソンがあります。 新軽井沢の交差点を右折して、雲場原通りを北上。江戸時代、中山道の沓掛宿から軽井沢宿までの一帯は「雲場ヶ原」と呼ばれていて、明治初期までは軽井沢雲場という地名だったそうです。さて、六本辻と呼ばれる環状交差点へ。ここは「ブラタモリ」でも紹介されていました。「雲場池」という標識が出ている方に進むと、右側に「雲場池」という大きな案内図が出てくるので、見逃す心配はありません。 雲場池を過ぎたら最初の交差点を右折して、恵みシャレーレーンを北上。木立に囲まれた、とても気持ちのいいエリアです。道なりに走っていくと、道の名前がお水端通りに変わります。ゴルフ場に出たら、左折して西に向かいます。ところどころカーブがあって、見通しが悪いところもあるので、なるべく目立つ色のシャツや帽子を身につけ、運転手とアイコンタクトができるように道の右側を走るといいでしょう。このあたりは、地味にずっと上り坂が続きます。普段、標高の低い平地で暮らす人にとっては、ちょっとした坂練という感じ。息を切らさず駆け上がれるようになりたいものです。 ところで、Googleマップに「旧草軽電気鉄道鶴溜駅跡」というのが載っていたので、ちょっと寄ってみましたが、木材に文字が書いてあるだけでした、ううむ…。電車も飛行機もわりと好きだけど、さすがに文字だけでは萌えないなぁ(笑) ここから別荘地帯を抜けていくと、突然、野鳥の森の看板が現れ、その横にトレイルへの入り口があります。少し階段もありますが、基本的には、とても走りやすいなだらかな下りの“ご褒美トレイル”です。野鳥観察を楽しんでいる方たちもいらっしゃるので、あまり足音を立てないように、優しい気持ちでそっとトレラン。ガサガサガサッ!!という音がして、「まさかクマ出没!?」と驚いたら、大きなキジがスタコラサッサと逃げていきました。 野鳥の森のマップは、公式サイトをご覧ください。 https://picchio.co.jp/facility/wildforest/ 私はアカゲラ休憩所の分岐からミソサザイ休憩所に向かい、沢沿いの道を走りましたが、キビタキ休憩所やどんぐり池の方面のコースも選べます。アカゲラ休憩所の横の草地は、見晴らしがよく、浅間山がとてもきれいに見えました。 ケラ池に少し立ち寄り、そこから星野温泉トンボの湯へ。平日の昼間だったので、すんなり入れましたが、週末の夜は行列ができるのだとか。最後はハルニレテラスの丸山珈琲でホッと一息。あとは気持ちよく坂を下っていくと中軽井沢駅に到着します。しなの鉄道で軽井沢駅までは1駅。HOKAで荷物をピックアップして終了です。帰り際に立ち寄ったミカドコーヒーのモカソフトが絶品でした♪ <余談> HOKAの3Dスキャンでは、指の付け根位置の足幅、土踏まずの高さ、甲の高さ、かかと幅、足囲、甲周り、足長の数値と、各数値の平均との比較が出ます。さらには、在庫があるシューズの中で、どのシューズの、どの部分はよくフィットするかというのも画面上で確認できます。同じ24cmのシューズでも、くるぶしが当たって痛かったり、全然痛くなかったり。本当にしっくりくる1足を見つけられて大満足でした。 東京から軽井沢は新幹線で70~80分、6,000円ちょっと。バスだと新宿から3時間強で2,000円ほどです。関東北部在住の方は、群馬県の横川駅からバスを使うと、34分、520円で行けます。HOKAファンの皆さま、ぜひ、一度、HOKAの店舗に足を運んでみてはどうでしょう。